2025年、docomoによる住信SBIネット銀行の買収が報じられ、多くのユーザーに衝撃が走りました。利便性やサービスの改悪を懸念する声も少なくありませんが、今回は私が「これは残してほしい!」と心から思っている、住信SBIネット銀行の神機能を4つご紹介します。
1.定額自動入金サービス
私がもっとも重宝しているのがこの「定額自動入金サービス」です。
私は住信SBIネット銀行をメインバンクとして使いたい派ですが、会社の給与振込先は指定のメガバンク。毎月、ATMで引き出してSBIに入金しに行くのは手間でした。
そんな中で見つけたのがこの機能。自分名義の他銀行口座から、指定した日にちに、指定金額を自動で引き出して住信SBIネット銀行に入金してくれるというサービス。
基本的に手数料は無料(一部条件あり)で、振込ではなく”引き出し→入金”の扱いになるため、給与口座側の手数料もなし。
結果として、会社の給与口座のATMに一度も行かずに生活できるようになりました。 これは多忙な共働き世帯や育児中のママにも本当におすすめです。
2.目的別口座(10個まで)
これも住信SBIならではの便利機能!
ひとつの銀行口座内に、最大10個までの目的別口座(サブ口座)を無料で作成可能なんです。
我が家では、
- 子どもの学費
- 旅行費
- 車検代
- 車購入積立
- 引越し費用
- 夫婦のおこづかい
など、それぞれ目的別にサブ口座を使い分けています。昔は目的別にいくつも銀行口座を開設したり、封筒に現金を分けて管理していた時代もありましたが、それに比べてデジタルで一括管理できる安心感と使いやすさは段違いです。
もちろん、スマホアプリから簡単に入出金や金額変更も可能。管理しやすく、盗難リスクもなくなり、貯金の可視化にもつながります。
3.振込&ATM手数料が最大月20回まで無料
手数料…これって、毎月コツコツ取られていて気づくと家計を圧迫する存在。
でも、住信SBIネット銀行なら、振込手数料・ATM引き出し手数料が月最大20回まで無料になります(スマプロランクによって変動)。
正直、20回無料の条件は少しハードルが高いですが、10回までなら現実的に十分達成可能。条件を満たすために外貨口座やクレカ連携を活用する人も多いです。
一方で、メガバンクの手数料は上がる一方。下記は2025年現在の主要銀行との比較表です。
【比較表】住信SBIネット銀行 vs メガバンク主要手数料(2025年時点)
手数料項目 | 住信SBIネット銀行(月2~20回無料) | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 | みずほ銀行 |
---|---|---|---|---|
ATM引き出し(平日昼間) | 無料(回数内) | 110〜220円/回 | 110〜220円/回 | 110〜220円/回 |
ATM引き出し(時間外) | 無料(回数内) | 220円/回 | 220円/回 | 220円/回 |
他行宛ネット振込 | 無料(回数内) | 220〜330円/回 | 220〜330円/回 | 220〜330円/回 |
同行宛ネット振込 | 無料 | 無料(条件あり) | 無料(条件あり) | 無料(条件あり) |
窓口での振込(他行宛) | ―(窓口なし) | 880円〜 | 880円〜 | 880円〜 |
窓口での振込(同行宛) | ―(窓口なし) | 660円〜 | 660円〜 | 660円〜 |
④ スマホでATM入出金(キャッシュカードいらず)
セブン銀行やローソン銀行ATMでは、
スマホアプリの「ATM」ボタンでQRコードを読み取るだけで入出金が可能。
もう、キャッシュカードを持ち歩かなくていいんです!
財布を持たずに出かけることが増えている今、これは本当に助かります。
docomo傘下でも、これだけは続いてほしい
買収後も「今まで通り」とされていますが、やっぱり不安。
特に、これら4つの機能が改悪されたらショックが大きい…。
とはいえ、今のところ大きな変更は発表されていません。
私としては、この使い勝手の良さを維持してくれるならdocomoでも歓迎!
おわりに
docomo傘下になったからといって、これらの便利機能が無くなるとは限りません。ただし、改悪の可能性を懸念して**「使えるうちに活用しておく」**という意識は大切です。
住信SBIネット銀行の機能は、ママ・パパ世代や共働き世帯、そしてキャッシュレス生活を極めたい人にとって、非常に相性が良い銀行です。
今後も注視しつつ、「この便利さが続きますように」と願いながら使い続けていきたいと思います。
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