はじめに
「証券口座は株や投資信託を買うためだけのもの」と思っていませんか?
実は、証券口座はお金をそのまま預けておくこともでき、預金のリスク分散先として活用することが可能です。
特に楽天証券は楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」が便利で、資金管理を効率化できます。
証券口座にお金だけ置いておくのはOK?
証券口座に入金しても、必ず投資をする必要はありません。
「買付余力」という形で残高を保有でき、証券会社が分別管理するため、万一破綻しても信託保全の仕組みで守られます。
銀行預金の場合はペイオフにより1,000万円+利息までしか保護されませんが、証券口座は分別管理で原則全額保護されるため、リスク分散の選択肢として有効です。
証券口座を現金置き場にするメリット
✅ 預金の分散先になる
✅ 必要なときすぐ投資に回せる
✅ 証券会社破綻時も信託保全で安心
✅ 口座の残高管理が一目で分かる
私も証券口座に一部資金を置いて、いつでも投資できる準備をしています。
楽天証券×楽天銀行の「マネーブリッジ」が便利
特に楽天証券を使っているなら、楽天銀行とのマネーブリッジ連携は非常に便利です。
マネーブリッジの特徴
✅ 自動スイープ機能
一定の残高を下回ると自動的に銀行口座から証券口座へ資金を移動。逆に、証券口座から銀行口座へも戻せます。
✅ 普通預金金利アップ
マネーブリッジ設定で楽天銀行の金利が**年0.1%(税引後0.079%)**に上がります(※2025年7月時点)。
✅ 一元管理が可能
楽天証券のサイトで銀行残高もまとめて確認でき、入出金もスムーズ。
設定手順
- 楽天銀行と楽天証券の口座を開設
- マネーブリッジを申し込み
- 自動スイープ機能を設定
この3ステップで完了です。
ペイオフ対策としても有効
銀行預金は1金融機関あたり1,000万円までしか保護されません。
そのため、資産がまとまっている場合は
✅ 複数の銀行に分散
✅ 証券口座に一部を保管
といった工夫が重要です。
楽天証券なら信託保全があり、マネーブリッジを活用することで資金の分散と管理の効率化を同時に叶えられます。
よくある疑問Q&A
Q. 証券口座に置いた現金は利息がつきますか?
A. 基本的には買付余力としての保管で利息はつきません。ただしマネーブリッジ連携で銀行残高の金利を上げられます。
Q. 証券口座に置いたままにするデメリットは?
A. 特に大きなデメリットはありませんが、資金移動に1営業日程度かかる場合があるため「即時決済が必要な出費」には向きません。
Q. 他の証券会社でも同じ仕組みですか?
A. 多くの証券会社も分別管理をしていますが、マネーブリッジのような連携は楽天特有の機能です。
まとめ
証券口座は「投資する場所」と思いがちですが、実は預金の分散や資産管理にも便利です。
楽天証券なら
✅ 信託保全で安心
✅ 楽天銀行と連携して金利アップ
✅ 自動スイープで柔軟に資金移動
というメリットがあります。
余裕資金の置き場所としても、ぜひ活用を検討してみてください。

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