「証券口座ってどこを選べばいいの?」と迷っていた私たち夫婦。最終的に、私は楽天証券、夫はSBI証券を使うことにしました。
どちらもネット証券の中では圧倒的に人気のある2社。両方使っている今だからこそ言える、それぞれの魅力と使い分けのメリットについて、実体験をもとにご紹介します。
楽天証券とSBI証券、どちらも人気だけど迷う理由
投資初心者が最初に迷うのが「どの証券会社にするか?」という点。
とくに2024年から始まった新NISA制度で「どこで口座を作るか」がますます重要になりました。
楽天証券とSBI証券はどちらも評判がよく、機能も充実していて甲乙つけがたい存在。そんな中で、我が家は「それぞれに合った方を使う」という結論にたどり着きました。
我が家の使い分け|私は楽天証券、夫はSBI証券
私は楽天証券を使っています。その理由は…
- 普段から楽天市場をよく利用している
- 楽天カード×楽天証券でポイントがたまりやすい
- 楽天経済圏との相性がよく、家計管理がしやすい
- スマホで操作する分には楽天証券のアプリの方が直感的で使いやすいと感じている
一方、夫はSBI証券派。その理由は…
- 積立設定が細かくできる
- クレカ積立は三井住友カードで還元率が高い
- Tポイント・Vポイントなど複数のポイントを活用できる
- 単元未満株(S株)でも購入できる銘柄が豊富で、高配当株の買い増しがしやすい
どちらも実際に使ってみると、「人によって使いやすさが違う」というのを実感しました。
両方の証券口座を活用|投資の目的とスタンス
我が家では、積立枠ではインデックス投資を中心に、以下の目的で投資しています。
- 子どもの将来の教育費
- 自分たちの老後資金
- 15年以上先の遊興費(旅行・趣味など)
つまり、長期・分散・積立が前提の王道の資産形成スタイルです。
一方、成長投資枠では積立枠の延長線上として同じインデックスファンドを購入しつつ、
- 一部は高配当株を個別株で購入
- このときに、SBI証券の単元未満株の使いやすさが非常に役立っている
というのが、夫婦で証券口座を分けている理由のひとつでもあります。
夫婦で証券口座を分ける3つのメリット
① ポイント・サービスの恩恵を最大化できる
楽天経済圏に強い私と、SBI・三井住友の組み合わせが得意な夫。それぞれの得意分野を活かすことで、家庭全体で得られるメリットが増えました。
② 家計と投資を名義ごとに管理しやすい
1つの口座にまとめると管理が煩雑になることも。夫婦それぞれの名義で運用することで、家計簿や資産管理がスッキリ整理できました。
③ リスク分散にもなる
「もしシステム障害でログインできない」「証券会社が大規模メンテナンス」など、まれにあるトラブルの際にも、片方が使える状態なら安心です。
実際の積立状況と選んだ商品(例)
- 私(楽天証券)
- つみたてNISA:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 毎月の積立額:○○円
- 夫(SBI証券)
- 新NISA 成長投資枠:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド+個別の高配当株(単元未満株)
- 毎月の積立額:○○円
※金額は家庭のライフスタイルに合わせて柔軟に調整しています。
まとめ|どっちかで迷うなら「両方使う」選択肢もあり!
楽天証券とSBI証券、どちらも優秀で便利な証券会社です。
「選べない!」と思ったら、夫婦や家族で使い分けるという選択肢もアリ。実際に我が家はその形で運用しており、
- ポイント活用の幅が広がる
- 管理がしやすい
- リスクヘッジにもなる
- 単元未満株の取り扱いなど、口座ごとの強みを活かせる
という、いいこと尽くしの状態です。
新NISAも始まった今、これから証券口座を選ぶ方の参考になればうれしいです。
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