主要ネット証券のセキュリティ比較|楽天証券・SBI証券・マネックス証券の安心機能をチェック!

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はじめに

ネット証券はパソコンやスマホで手軽に取引できる便利さが魅力ですが、その一方で「不正ログインが怖い」「資産を守れるの?」と不安を感じる人も多いと思います。
今回は、楽天証券・SBI証券・マネックス証券のセキュリティ機能や補償制度を比較し、私が実際に感じたことも交えてご紹介します。


各社のセキュリティ機能を比較

機能楽天証券SBI証券マネックス証券
ワンタイムパスワード
ログイン通知
生体認証ログイン
資金移動制限
セキュリティカード××

どの証券会社も基本的なセキュリティ機能は揃っており、スマホアプリの生体認証も利用できます。ただ、マネックス証券は「セキュリティカード(物理カード)」を発行できる点が特徴です。物理カードを使うとワンタイムパスワードがさらに強化されます。


設定は面倒?実際にやってみた感想

最初に設定するときは「手順が多くて面倒だな」と感じました。
特にSBI証券は初期設定が細かい部分まで求められますが、そのぶん終わったあとの安心感は大きいです。

楽天証券は画面がシンプルで、マイページの「セキュリティ設定」から2段階認証をオンにし、ログイン通知メールもすぐ設定できます。
マネックス証券はアプリのセキュリティカードと連携する流れが最初は戸惑いましたが、慣れると簡単でした。


ネット銀行とのセキュリティ比較

ネット銀行も同じように二段階認証やワンタイムパスワードが標準ですが、証券口座は「株式や投資信託の不正売却」という特有のリスクがあります。

銀行の場合は不正送金が多く報道されますが、証券口座も油断は禁物です。私自身、証券口座の方が設定項目が多いと感じています。それでも、一度設定してしまえば手間はほとんどありません。


万一乗っ取られた場合の補償制度

もし不正ログインで被害が出た場合、各社に補償制度があります。ただし「利用者に重大な過失がない」「すぐに連絡する」といった条件が必要です。

証券会社補償上限額備考
楽天証券ケースごとに判断ユーザー責任がない場合は全額補填
SBI証券1,000万円過失によって減額あり
マネックス証券1,000万円原則全額補填

各社とも、補償の詳細は公式ページで確認するのがおすすめです。


よくある質問と私の考え

Q. スマホを紛失したらどうなりますか?
A. ログインは生体認証やパスワードが必要なので、すぐ不正アクセスされる可能性は低いです。ただし、紛失に気づいたら口座を一時凍結するなど、早めの対応が大事です。

Q. 二段階認証は面倒?
A. 最初だけ設定に数分かかりますが、一度やれば後は自動です。面倒に思う気持ちより「資産を守る安心感」の方が大きいと感じています。


私が実践している習慣

  • パスワードを使い回さない
  • パスワード管理ソフトを利用
  • ログイン通知を必ずオンにする
  • 月に1回はログイン履歴を確認
  • 生体認証を設定する

これらはネット銀行でも同じです。証券口座も銀行口座も、自分で守る意識が一番大事だと改めて思います。


まとめ

ネット証券もネット銀行もセキュリティ対策は日々進化していますが、利用者が手間を惜しまず設定することが何よりの防御策です。
「面倒だから後回し」は危険です。今一度、自分の設定状況を確認し、できることから対策を始めてみてください。

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