奈緒の経歴
奈緒(なお)は、福岡県出身の日本の女優・タレント。1995年2月10日生まれ。本名は高添奈緒。高校卒業後、地元福岡でモデルとして芸能活動を開始し、2013年に「福岡美少女図鑑」に登場したことがきっかけで注目を集める。その後、福岡の芸能事務所に所属し、テレビ西日本の情報番組などに出演。
転機となったのは2015年、女優業に本格的に取り組むために上京し、現在の芸名「奈緒」として活動を開始。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)で主人公の親友・木田原菜生役を演じて一躍脚光を浴びる。その後も映画やドラマで活躍し、演技派女優としての地位を確立している。
奈緒と矢野ぺぺの共演番組
奈緒が芸能界で「恩人」と語る人物、それが福岡を拠点に活動するお笑いコンビ「パラシュート部隊」の矢野ぺぺ。2人は、福岡時代にテレビ西日本(TNC)のローカル番組『GeeBee』で共演していた。
『GeeBee』は福岡の若手タレントやアイドルが出演していた情報バラエティ番組で、奈緒はこの番組のアシスタント的ポジションで出演。矢野ぺぺはメインMCを務めていた。このとき、芸能界の右も左もわからなかった奈緒に対し、矢野ぺぺは多くのアドバイスやフォローを行い、彼女が安心して番組に臨めるように支えたという。
奈緒自身が後年のインタビューで、「ぺぺさんがいなければ今の私はいない」と語っており、その存在の大きさがうかがえる。
矢野ぺぺ・パラシュート部隊とは?
矢野ぺぺは、日本のお笑いコンビ「パラシュート部隊」の一員。相方は斉藤優(さいとう・ゆう)。2人は福岡を拠点に活動するKBC(九州朝日放送)所属のローカル芸人で、吉本興業福岡支社に所属している。
本名は矢野博隆(やの・ひろたか)。1979年生まれの福岡県出身。芸人としての活動のほか、映画監督としても活動しており、自主映画の制作や演劇の演出も手がけている。
「パラシュート部隊」は、テレビ・ラジオ・舞台など多岐にわたる活動を展開し、特に地元・福岡では高い認知度を誇るコンビである。
「ゴリパラ見聞録」について
『ゴリパラ見聞録』は、KBC(九州朝日放送)で放送されている旅バラエティ番組。番組の正式タイトルは『ゴリけん・パラシュート部隊のゴリパラ見聞録』で、出演はゴリけん、パラシュート部隊(斉藤優・矢野ぺぺ)の3人。
この番組の特徴は、視聴者から「行ってきてほしい場所」を募り、くじ引きで目的地を決定。そこに向かって車で旅をし、道中で地元のグルメや名所を楽しむというスタイル。番組のゆるい雰囲気と3人の掛け合いが人気を呼び、地元だけでなくYouTubeやDVDで全国にファンを広げている。
矢野ぺぺはこの番組でも独特のユーモアと人柄を発揮しており、演者としてだけでなく構成にも関与していると言われる。
まとめ
女優・奈緒が芸能界の恩人として名前を挙げた「矢野ぺぺ」は、福岡を代表するローカル芸人であり、現在も地元密着の番組『ゴリパラ見聞録』などで活躍中。奈緒が福岡で活動していた頃、彼の存在が支えとなり、現在の女優としての礎を築く一助となったのは間違いない。
奈緒の原点を知るうえでも、矢野ぺぺや『ゴリパラ見聞録』は見逃せない存在である。
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